2012年12月10日

枠練

化粧せっけんには仕上げの段階で「機械練法」と「枠練法」の2種類があります。
機械練は、塩析したせっけんを固化、細断、乾燥後、
ミキサーで練って棒状に押しだし切断したもの。
工程は多いですが、急速冷却・急速乾燥させるため日数はかかりません。
乾燥度が高く、結晶が小さく揃っているため外観は美しくなりますが、
溶け崩れやひび割れができやすくなります。
枠練は、せっけんを枠の中でそのまま凝固させてから切断したもの。
自然乾燥させるため日数がかかりますが、
自然冷却でゆっくり凝固するので結晶が大きく
溶け崩れしにくい特徴があります。

TeDeせっけんは、枠練法で製造しており
ラベルに「枠練」と表示してあります。
本日仕込んだバッド(下向き矢印)ローズヒップ配合せっけんの型入れの様子です。
IMG_5556.jpg
posted by 蒼 at 22:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | せっけん作り
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