2015年01月21日

せっけんと羊

2015年は、ひつじ年ですね。
せっけんと羊のちょっと悲しい関係を・・・。
今から3000年くらい昔のこと。
ローマのサポーの丘の神殿では
いけにえの羊を焼いて神に供える風習がありました。
羊を焼いて滴り落ちる脂に、
燃やしている木の灰(アルカリ成分)が混じり合って土に染み込み、
雨に流されて川の岸辺に運ばれました。
そこで洗濯していた人々は、洗濯物の汚れをよく落とす土に驚きました。
それがせっけんの起源と言われています。
サポーの丘の「サポー(Sapo)」が、ソープ(Soap)の語源になった
という言い伝えもあるそうです。

さて、今日は一日せっけんの作業でした。
ラベンダーせっけんの仕込みと
IMG_7571.jpg
先週仕込んだラベンダーせっけんの型出し・切り分け
お試しせっけんの切り分けと包装。
IMG_7573.jpgIMG_7576.jpg
Tさんの言葉を借りれば・・・
「仕事全部頑張ったexclamation×2忙しくて楽しかったけど、疲れた〜っあせあせ(飛び散る汗)

参考図書:奥山春彦・皆川基編「洗剤・洗浄の事典」朝倉書店

posted by 蒼 at 20:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | せっけん作り
この記事へのコメント
知らなかった〜。そんな悲しい話があったとは。羊のしっぽの話(石鹸には無関係)でこの前、ショックを受けたばかり。
羊年なので、けっこうスルーできない感じです。
Posted by おがりき at 2015年02月19日 19:56
あら、ひつじ年ですか?
似合ってらっしゃる^^
かわいそうなんですけど、
どんな感じなのかなあと
ちょっと使ってみたいような・・・。
Posted by nyamu at 2015年02月22日 15:35
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