2017年02月06日

柑橘精油

今日は、受注生産しているTeDeせっけんみかんを仕込みました。
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レッドパーム油の色が型に残ってしまうので、型はみかん専用にしています。
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香りは、スイートオレンジ・レモンの2種類の柑橘精油を配合しています。
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ところで、柑橘精油を使用するときは、
ベルガプテンに代表される光毒性因子を持つフロクマリン類を含むかどうか、
含む場合は、IFRA(国際香粧品香料協会)のガイドラインに示されている
ベルガプテン濃度の許容範囲を逸脱していないかチェックする必要があります。
フロクマリン類は、その多環式分子内に紫外線エネルギーを吸収して
しばらく蓄えたのちに皮膚に放出する性質を持つため、
皮膚に高濃度にフロクマリン類が付着した状態で紫外線を浴びると
紅斑、痒み、色素沈着などの光毒性症状が引き起こされることがあります。
ベルガプテンを含む精油は
ベルガモット、グレープフルーツ、ライム、レモン、カボスなど。
ベルガプテンを含まない精油は
スイートオレンジ、温州ミカン、ポンカン、清見オレンジなど。

ユズは、産地によって含むものもあれば、含まないものもあるようです。
TeDeせっけんみかんに使用しているレモン精油に、ベルガプテンが含まれていますが、
せっけんのように洗い流してしまう製品に、光毒性の危険性はありませんし、
濃度の点からも問題ありませんので、安心してお使いください。
精油は天然のものだから安心・・・ではなく、
天然のものでも使い方を誤れば危険な目にあうこともあります。
化粧品を手づくりするときは、材料をよ〜く調べてからにしましょう。

参考文献:ロバート・ティスランド/トニー・バラシュ「精油の安全性ガイド 上巻」
                            フレグランスジャーナル社
     沢村正義他「和カンキツ精油中のベルガプテン」アロマテラピー学雑誌Vol.9
posted by 蒼 at 21:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | せっけん作り